TFT 10.9 アプデの要約とメタの変動 気になる構成など

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49日にパッチ10.9に正式にアップデートされました。今回の大きな変更は、2つの新ギャラクシーの追加です。セット3のタイトル名でもある”ギャラクシー”はとても重要です。ランク戦に挑むプレイヤーさんは是非とも理解してから挑まれる方がいいかなと思います。

さて、今回の記事ではパッチ10.9の要約とメタの変動、気になる構成について紹介したいと思います。

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システムの変更抜粋

  • 編成数の比重について
    • 重い編成数の弱体化
    • 軽めの編成数の強化
  • 排出率の変更
    • ティア1の排出率上昇
    • ティア2・3の排出率低下
  • 2つの新ギャラクシー
    • 宝の山:すべてのモンスターがドロップを落とす
    • 流星群:ドラフトラウンドのティア1~3ユニットが2スターで登場する
  • クロノリワーク
    • 速度上昇固定で秒数が変化する
    • 戦闘開始時に速度15%上昇
  • 2トレイターに再発動条件追加

編成数の比重の変化

ほとんど全てのシナジー(一部除く)の最大編成数の効果が落ちます。セット3ローンチ後のメタは6ダークスターや6サイバー、4ブラスター(3メックと2ヴァルキリーも含む)などの最大編成数を基準としたものが多かったですが、これら全般的にナーフされます。

反対に2ヴァンガードや2ブローラーや1スターシップなどの軽めのシナジーにバフが入りました。これらの比重の変更によって、メタが動く可能性があります。

排出率の変更

BANGBROSプロテクターSPACE JAM、メックトレイターなどのハイパー構成のメインユニットの排出率がそれぞれ合計15%下がります。4~6編成がナーフされるので、注目を集めそうなハイパー構成ですが、制作難易度が高くなります。

これらの構成を試合前から決め打つようなプレイをしてしまうとランクを落としてしまう可能性が高まります。

それに対して、ティア1ユニットの排出率が大幅に上がります。ティア2・3ユニットの下がった排出率30%(15%×2)が全てティア1ユニットの排出率に振り分けられるので、ティア1ユニットの3スターが作りやすくなります。セット2で流行ったEGGROLL構成のようなティア1ユニットがメインの構成が生まれる可能性があるかと思います。

2つの新ギャラクシー

セット3のタイトルにもなっているギャラクシーに新しいものが追加されます。プレイヤーはギャラクシーに合わせたプレイをする必要があります。これができるプレイヤーは高いランクへ行けるかと思います。

クロノリワーク

クロノは30秒の試合の中の序盤は強く、10秒前後を過ぎたあたりから弱くなるように変更されます。このリワークはバフの一面もあれば、ナーフの一面もあります。ナーフされたシナジーが多い中、バフされた点を考えれば十分良い影響の方が多いかなという印象です。

詳しくは別記事にてまとめています。

2トレイターに再発動条件追加

以前までは2トレイターの速度上昇に再発動条件はありませんでしたが、4/6編成のようにターゲットをキルすることで速度上昇が再発動するようになります。

へらアイテムを駆使した2トレイターの使い勝手がよくなります。特によくあるのが6ダークスター構成のトレイターゼラスや、6サイバー構成のトレイターイレリアですね。

チャンピオンの変更抜粋

  • ヤスオのスペル対象変更
    • 旧:アイテムを多く装備したユニットを狙う
    • 新:射程内の最も遠い敵を狙う
  • ヤスオとラカンのスペル範囲の仕組み
    • 攻撃範囲+α
  • ソナの浄化仕様変更
    • 旧:すべての妨害効果
    • 新:スタンのみ
  • ゼラスのナーフ
    • ダメージ減少
    • 拡散ダメージ半減

ヤスオのスペル対象からアイテム基準が削除

ヤスオのスペルは、アイテムを装備した敵キャリーをスナイプできるとても優れたものでした。パッチ10.9より、このアイテム基準が削除されます。スペル対象は、攻撃範囲+2内の最も遠い敵となります。

ラカンとヤスオのスペル範囲について

ラカンは攻撃範囲+1、ヤスオは攻撃範囲+2のスペル射程を持ちます。ラカンの攻撃範囲は2でヤスオは1なので、実質どちらも3マス以内の敵ということになります。

おそらく、アイテム・ラピットファイヤキャノン(射程を3倍に)を装備することによってこのスペル射程も伸びるかと思います。バックラインへの狙撃も可能ということですね(バグが無ければ)。

ソナの浄化効果がスタンに限定される

ソナは回復量は上がるのですが、浄化仕様が大きくナーフされます。以前までは全ての妨害効果を浄化してくれていたのですが、今回よりスタンのみに限定されます。以前のようにレッドバフの炎上などを浄化してくれなくなります。

ゼラスのダメージ減

ゼラスのダメージが下がります。スペルダメージは50ずつですが、敵をキルした時に発生する拡散ダメージは50%から25%に半減します。スペルダメージの減少が50に抑えられたのは不幸中の幸いなので、影響力は下がるものの使える場面はあるかと思います。

アイテムの変更 抜粋

  • クイックシルバ―のナーフ(15秒から10秒に)

アイテムの変更はクイックシルバ―(戦闘開始時に10秒間の妨害無効効果を得る)のナーフのみです。このアイテムは、使用頻度は多少下がるかと思いますが、妨害無効という唯一無二の効果がある以上、必要な時は必要です。

そもそも、グローブ系防御アイテムのステータスである”20%の回避”が地味に強いです。

メタの変動

  • 6ダークスター
    • 6ダークスター効果の弱体化
    • ゼラスの弱体化
  • メックトレイター
    • スーパーメックのHP減少(350~500くらい)
    • パイロット(アニー・ランブル)の強化
    • カジックスの強化
  • SPACE JAM(ダリウス×セレスティアル)
    • ティア2・3の入手確率減少
    • 4セレスティアル弱体化
  • BANGBROS(ヤスオ×マスターイー)
    • ティア2・3の入手確率減少
    • マスターイーの3スターナーフ
  • ブラスターブローラー
    • 4ブラスターのナーフ
    • 4ブローラーのナーフ
  • クロノケイル
    • クロノリワーク
    • ブレマスの追撃速度上昇
    • ヴァルキリーのナーフ

基本的にほとんどのシナジーがナーフされるので、これらのメタ構成が使えなくなることは無いと考えています。しかし、ほかの構成に比べて6ダークスターとメックトレイターのナーフは少し重めです。

とはいえ6ダークスターも、メックトレイターもパッチ10.9で姿を消すことは無いんじゃないかと思っています。ブラスターブローラーとクロノケイルについても相変わらず強いと思います。

パッチ10.9で気になる構成

  • パッチ10.9のバフの影響を受けるもの
  • パッチ10.9の新要素を含むもの

今回の記事で紹介する構成は、以上を基準に決めます。

SPACE JAM構成

space-jam
スペースジャム構成

基本的にはアッシュ以外のすべてのユニットの3スターを狙います。メインキャリーはダリウスです。スペルダメージを上げるアイテム構成が必須のため、状況を見て目指してみてください。

アプデの影響

  • ティア2・3の排出率15%減少
  • 4セレスティアルのナーフ
  • 4~6編成のナーフによる相対的な影響力上昇

パッチ10.8後半に流行りだしたスペースジャム構成です。この構成は、メインユニットの排出率が減るため、3スター制作に失敗するというケースが増えると思います。なので、この構成に常に決め打ちするのは難しいと思います。

しかし、6ダークスターやメックトレイターなどのほとんどのシナジーがナーフされていますが、この構成はシナジーの影響がかなり軽微です。なので相対的に強くなる可能性があります。

トレードセクターギャラクシー(毎ラウンドの1回目のリロールが無料)と新ギャラクシーである流星群ギャラクシー(ドラフトラウンドのユニットが2スター)の場合で非常に作れる確率が上がります。特に流星群ギャラクシーは3スター制作で必要な9体のうちの3体が一気に手に入るため頭の片隅に入れておくといいかと思います。

セレストレリア構成

この構成は、NAチャレンジャーのTreebeardさんが愛用しているイレリア×セレスティアル構成です。彼はパッチ10.8時点でこの構成を愛用しておられました。

6構成にナーフが入るので、軽めの構成(3サイバー・3ブレマス・4セレスティアル)を利用したこの構成は、もしかしたら新パッチに合っているのかもしれません。

概要

  • イレリアにクリティカルアイテム必須
    • インフィニティエッジ
    • ラストウィスパー
    • (ハンドオブジャスティス)
  • 第二キャリー
    • カサディン
    • ジン
    • 2体目のイレリア(レベル9)

エッグロール構成

ザヤ・ジグス・ツイステッドフェイト

ティア1ユニットをメインに考えるエッグロール構成です。この名前は、セット2の時代にティア1のレネクトンを中心に作られたとある構成に名づけられました。

今回のパッチよりティア1の3スターがかなり作りやすくなったので、また新たなティア1キャリーの構成が生まれるのかもしれません。

個人的に強いと思うティア1ユニットはこの3体で、攻撃速度の速いザヤと、スペルダメージと回転率の高いジグス、範囲スペルを持つツイステッドフェイトはアイテム次第では化けるかと思います。フィオラやケイトリンなんかも面白そうではありますが。

トレードセクターか流星群ギャラクシー奨励

セット2と比べてレベル5直前までで貯められるゴールドは減っています。セット2であれば50ゴールド以上貯められていた場面で、30~40ゴールドしか貯められない時も多いです。

ティア2と3同様にトレードセクターや流星群ギャラクシーの場合は作りやすくなるので状況を見て目指すのはありだと思います。

アイテム依存度高め

これらのユニットは、総じてアイテムへの依存度が高いと思います。向いたアイテムを装備しなければキャリーすることは難しいと思います。ティア1ユニットのため単体性能が低いのは否めないので、試合後半で邪魔になるようなら売却も検討しなければいけないと思います。もちろんのことながら、高ティアの3スターに勝てる見込みは少ないです。

以下のような3スターユニットに装備すると効果の上がるアイテムは覚えておくと役に立つかと思います。

3スターで強くなるアイテム

  • ルーデンエコー(スペルに拡散ダメージ)
  • スタティックシヴ(攻撃3回ごとに周りに電撃)
  • ソラリのロケット(左右の味方にシールド)
  • ZZロットポータル(デス後に囮を召喚する)

ルーデンジグスキャリー

アイテム・ルーデンエコーを装備したジグスはゲーム序盤~中盤にかなり強いユニットです。ジグスを使うとなると6リヴェルくらいしか思いつかないのですが、もしかしたら何かほかの構成が見つかるかもしれません。

シヴザヤキャリー

アイテム・スタティックシヴを装備したザヤも強いユニットです。ザヤは攻撃速度が0.8もあり、高ティアの強いユニットと肩を並べます。さらにスペルによって攻撃速度も上がるためシヴはかなり合っています。

しかし、このアイテムが無いと微妙なので注意が必要です。こちらも同様にキャリー力はゲーム中盤以降に減っていきます。

10.9パッチノート

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