TFTがセット3という大きな節目に入り、2回目のアップデートが行われました。今回の目玉は新チャンピオンのゼラスで、もう使われた方も多いかと思います。今回の記事では流行、いわゆるメタ構成の中の一つで、その中でも最も初心者に向いていると思う構成を紹介したいと思います。パッチの内容は別記事にてまとめています。
※この記事パッチ10.8時点のものです。
追記:Patch 10.8Bにてシンドラナーフ
ミッドパッチアップデートにてE-girls構成のメインダメージであるシンドラにナーフが入りました。現在も強い構成の一つではありますが、多少弱くなりました。
基本情報
関連シナジー
備考 | シナジー 編成数 | 説明 | 10.7 | 10.8 |
バフ中止 | Star Guardian 3/6 | スターガーディアンが詠唱する度に、他の全てのスターガーディアンはマナを得る | マナ回復 30/60 | マナ回復 30/60 |
バフ | Sorcerer 2/4/6 | 全ての味方は追加スペルパワーを得る ※10.8 PBE 8体編成追加 | スペルパワー 20/40/80% | スペルパワー 20/45/80/125% |
関連ユニット
備考 | ユニット | オリジン クラス | 説明 | 10.7 | 10.8 |
Poppy ★1 | Star Guardian Vanguard | 最も遠くの敵に防具を投げ、マジックダメージを与える。バウンドして戻ってきた時にシールドを獲得する | ダメージ 100/175/250 シールド 200/300/400 | ダメージ 100/175/250 シールド 200/300/400 | |
バフ | Zoe ★1 | Star Guardian Sorcerer | 最も体力のある敵に向かってバブルを蹴り、マジックダメージとスタンを与える | ダメージ 150/225/400 スタン 時間 2/2.5/3 マナ 90/120から70/100 | ダメージ 200/275/400 スタン 時間 2/2.5/4 |
Ahri ★2 | Star Guardian Sorcerer | オーブを投げ、当たった敵にマジックダメージを与える。戻ってくるオーブは防御力を無視してダメージを与える | ダメージ 175/250/375 | ダメージ 175/250/375 | |
Neeko ★3 | Star Guardian Protector | ジャンプから地面にスラムし、隣接した全ての敵にスタンとマジックダメージを与える | ダメージ 200/275/550 スタン 時間 1.5/1.5/2.5 | ダメージ 200/275/550 スタン 時間 1.5/1.5/2.5 | |
バフ 一部中止 | Syndra ★3 | Star Guardian Sorcerer | 戦場のオーブを全て引っ張り、新しく*個のオーブを生成する。最もHPの高い敵にオーブの数に応じたダメージを与える。 | オーブ1個のダメージ 80/100/200 オーブ生成 3個 | オーブ1個のダメージ 80/120/200? オーブ生成 3個 射程 660から890 |
バフ | Soraka ★4 | Star Guardian Mystic | 全ての味方を回復する | ヒール 350/500/2000 マナ 50/150から50/125 | ヒール 375/550/20000 HP 650から700 |
概要
- シンプルさ◎
- 完成した時の強さ〇
スターガーディアン構成をなぜ初心者におすすめするかというと、構成がシンプルだからです。基本的にはスターガーディアンを揃えて、ソーサラーを1体足すだけです。構成が完成した時の強さも中々で、ティアでいうとS~Aクラス(最上級、もしくはその一つ下くらい)はあります。
スターガーディアンの見た目もわかりやすく、可愛いチャンピオンです。チャンピオンの名前やシナジーがうろ覚えという方でも最も分かりやすい部類に入ると思います。
余談ですが、NAサーバーではE-girlsという愛称で呼ばれています。
スターガーディアンを目指すための条件
- 序盤~中盤でニーコ・シンドラのどちらかが2スターなった場合
- ステージ1でティアを1つ以上獲得した時
このゲームは、必要なチャンピオンが集まれば強いというわけではありません。強い構成を作り上げるには構成に合ったアイテムが必要になります。もちろん主要ユニットが2スターになるのも必要ですが、2番目の項目も要注意です。
スターガーディアンで最も重要な素材アイテムはマナに関連したティアで、初めのカルーセルラウンドから中立モンスターまでの間で得られる2~4個のアイテムのうち1個以上はティアが含まれているのが望ましいです。
※これらの条件は、慣れるまでの目安として捉えてください。ティア無しでスタガを目指すという方もおられます。
スターガーディアン構成
特徴
- キャリーはシンドラ
- タンクはニーコ
- 聖杯(Chalice of Favor)がある場合は後衛を2マス以内に配置(なるべく)
- アサシン対策が必要な場合はニーコを上から2列目に配置
レベル7で核となる構成が完成します。ラックスの枠は別のソーサラーでも構いませんが、低いレベルで範囲妨害スペルを持っているラックスがおすすめです。
シンドラのアイテム
- セラフ(毎スペル発動後、マナ獲得)
- 聖杯(毎スペル発動後、周辺の味方と自分が小マナ獲得)
- 保険アイテム
- ガーディアンエンジェル
- トラップクロウ
- (魔法ダメージアイテム)
- ラバドンデスキャップ(魔法ダメージ上昇)
- ジュエルドガントレット(スペルにクリティカルが発生する)
シンドラに重要なアイテムは、セラフと聖杯です。この2つとも素材にティアが必要になります。このアイテムが非常に重要なので、序盤にティアが入手できない場合は、スターガーディアン構成はお勧めできません。
ニーコのアイテム
- タンク系アイテム
- ブランブルベスト(クリティカルダメージ軽減)
- ドラゴンクロウ(魔法ダメージ軽減)
- ガーディアンエンジェル(1回だけ復活)
- クイックシルバ―(妨害効果無効)
- ZZロットポータル(デスしたあとに囮を召喚する)
- 妨害系アイテム
- アイオニックスパーク(近くの敵の魔法抵抗を下げる)
- フローズンハート(隣接した敵の速度を下げる)
スターガーディアン構成で、唯一頼れるタンクとなりうるのがニーコです。このユニットにアイテムが集められるかどうかでメインダメージキャリーのシンドラの寿命が変わってきます。
基本的にはシンドラを優先して、余ったアイテムで該当するものを作っていけばいいと思います。序盤はティアとクロークはシンドラ用でそれ以外で作れるものから制作しましょう。
3スターを目指すユニット
- シンドラ
- ニーコ
- (アーリ)
- (ゾーイ)
3スターを目指すのはシンドラとニーコの2体です。どちらもティア3なので、レベル7でのリロールが理想的です。
競合がいなければレベル7でリロールする
同じスターガーディアン構成の相手がいない場合は、レベル7止めでリロールしましょう。利子を確保するために50ゴールドを残しつつ、余剰分をリロールするのもいいと思います。
残りHPに注意
パッチ10.8より、プレイヤーダメージが見直されました。序盤~中盤のダメージが増加しているので、残りHPには注意してください。落ち着いてリロールできるように残りHPが40くらいで利子を削りリロールしていくといいかと思います(消極的なオールイン)。
上位のプレイヤーだと、HPのリードを保つために利子を削り積極的にオールインする方もおられます。
関連記事:リロール期待値
競合がいる場合
スターガーディアン構成の競合がいる場合は、ライバルの盤面を確認する必要があります。相手もレベル7でニーコとシンドラの3スターを狙っている場合が特に危ないです。
ニーコとシンドラはどちらもティア3で、山札にはそれぞれ16枚しか存在しません。3スターにするためには、同じユニットを9枚集める必要があるので、相手が3スターを作ったユニットは3スターにすることはできません。
このあたりの判断は難しいですが、例えば相手の方が多くシンドラを多く集めている場合はシンドラは諦めましょう。
相手の方がシンドラを多く持っている場合の対応の一例
- レベル7でシンドラは諦め、ニーコ3スターを目指す
- 3スターをあきらめ、レベル8に上げる
- ランダムキャリーユニットを作る
- ラックスをゼラスやヴェルコズなど上位のソーサラーに置き換える
相手がシンドラ3スターを作った場合は、手札のシンドラはほぼ無意味(競合がデスするまで)になります。そのため、相手が集めていないのであればニーコ3スターを目指すか、レベル8にあげて別な手段を考える必要があります。
幸いソーサラーは味方全体に恩恵があるため、エコーやガンクプランクなどのレジェンダリーユニットを構成関係なく編成するのも効果的です。また、ラックスの枠は上位互換のソーサラーに置き換えることが可能です。
またレベル9に行くことで4ソーサラーから6ソーサラー、新たに3ヴォイドを完成させることもできます。