TFT 10.6 セット3のオールイン期待値 目的のユニットがどのぐらい引けるのか

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セット2からセット3にアップデートされて、大きくチャンピオンやシナジーが変更されました。ご存知かと思いますが、細かなシステム面にも多数の変化があり、今回注目するのはプレイヤーレベルごとの各ティアのユニットの排出率についてです。

レベル3の各ティアの排出率

各ティアの排出率はゲーム画面のプレイヤーレベルの右側に表示されています。プレイヤーレベルがレベル3の時の排出率は以下の通りです。

  • 1コストユニット:70%
  • 2コストユニット:30%
  • 3コストユニット:0%
  • 4コストユニット:0%
  • 5コストユニット:0%

※システムの細かな部分のことで、何言ってるか分からないという方も多いと思います。太字の部分でも飛ばし飛ばし読んでいただければと思います。

※この記事はパッチ10.6時点のものです。期待値はアップデートによって変動する可能性があります。

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追記:5コストの排出率が低下

パッチ10.7より、5コストの排出率に調整が入りました。これから紹介する記事は、一部古い内容の部分も含んでいます。

※ 以下古い内容を含みますので注意

各ティアの排出率(読み飛ばし可)

Patch10.8
レベル
Tier1Tier2Tier3Tier4Tier5
1100%0%0%0%0%
2100%0%0%0%0%
370%30%0%0%0%
450%35%15%0%0%
535%40%20%5%0%
620%35%35%10%0%
714%30%40%15%1%
814%20%35%25%6%
910%15%25%35%15%
合計枚数29枚22枚16枚12枚10枚
★3の限界
合計 / 9
3体2体1体1体1体

表の説明

  • 合計枚数 = 同じユニットが山札に何枚存在するか
  • ★3の限界 = 合計枚数を9で割った値

このゲームは、カードゲームの要素があります。同じカードを3枚揃えると★2になり、9枚集めると★3になるのですが、山札に存在する同じカードの数は限られています。一番コストの低いティア1ユニットは同じカードが29枚も存在するのに対し、最もレアなティア5ユニットは山札に10枚しか存在しません。

★3の限界について

  • プレイヤーAがティア3・シャコ★3を作成
  • プレイヤーAは山札のシャコ16枚のうち9枚を持っている
  • 山札に残ったシャコの枚数は7枚(16枚 – 9枚)
  • 他のプレイヤーはシャコ9枚を集められない

プレイヤー8人は同じ山札からカードを取り合います。同じカードの枚数は限られているため、他人が9枚集める終わったカードは、そのプレイヤーを倒すまで9枚集めることは出来ません。

リロールにオールインした時に目的のユニットがどのくらい出るか

Patch10.8
レベル
Tier1Tier2Tier3Tier4Tier5
110.410000
210.410000
37.293.12000
45.23.641.5600
53.644.162.080.690
62.083.643.641.380
71.453.124.162.080.2
81.452.083.643.471.25
91.041.562.64.863.12

※これはリロール25回したときの期待値です。1回のリロールには2ゴールド必要なので、50ゴールドを全てリロールに使ったときの期待値としてとらえてください。

“オールイン”とは、すべてのゴールドを使い切ることで、今回はリロールに全て費やしたとして計算しています。お金をリロールではなくレベルに使い切ることもオールインと呼ばれますね。

計算式

  • A:指定ユニットの排出率 = 各ティアの排出率 ÷ 各ティアのユニット種類数
  • B:指定ユニットがショップに並ぶ確率 = A × 5(ショップの枠数)
  • オールインしたときの期待値 = B × 25回リロール

※これはあくまでざっくりとした計算式です。山札に存在する指定ユニットの数は誰かが入手することで常に変動するので、あくまで目安ですね。

セット2との比較:レベル7オールインの価値が上がった

セット2と比べると、レベル7オールインの価値が上がっています。

セット2の数値との差(Patch 10.3)

  • レベル7でティア3狙い
    • セット2:3.17体
    • セット3:4.16体
  • レベル7でティア4狙い
    • セット2:1.87体
    • セット3:2.08体

試合を形作るティア3~4ユニットの排出率がプレイヤーレベル7で大きく上がっています。ティア3ユニットに関しては、期待値が1体分も上がっていますね。ティア4ユニットに関しても若干上がっていて、ボーダーラインの2体を上回りました。

例えばの話ですが、手札にティア4・ジンクスが1体いたときにリロールにオールインすればジンクス★2を作れる期待値は高いということですね。手札にティア3・シャコが5体いたときにオールインすればシャコ★3が作れる期待値が高いということです。

※もちろんこれは、他のユーザーの手持ちのカードによって大きく変動します。他プレイヤーが自分の欲しいユニットを多く持っているほど確率が下がります。欲しいユニットが全てで尽くせば絶対に引けないという状況も生まれます。

ファスト8でレジェンダリーユニットを入手する

現在のパッチ10.6で猛威を振るっているファスト8リヴェル構成でも重要になってくるのが、レベル8でのリロール確率です。

セット2との比較(Patch 10.3)

  • レベル8のティア5の期待値
    • セット2:1.07体
    • パッチ10.6:1.45体
    • パッチ10.7:1.25体

レベル8でティア5ユニットを入手できる期待値も若干上がっています。特にティア5のレジェンダリーユニットは、同じカードが10枚しか存在しません。

※追記:パッチ10.7よりティア5の排出率が下がりました。

(古い内容)ファスト8で先にレジェンダリーユニットを手に入れる

他のプレイヤーよりも先にレベル8に到達する戦法は、ファスト8やラッシュ8と呼ばれます。レジェンダリーユニットが手に入れやすいレベル8に先に到達して、レジェンダリーユニットを独占することができます。独占といっても全て手に入れることは無理ですが、例えばティア5ガンクプランクを3枚入手してしまえば残りのガンクプランクは7枚になります。

ティア5のユニットの枚数は特に少ないため、たった数枚でもこちらが入手してしまえば他のプレイヤーが引ける期待値は大きく下がります。

小技:欲しいユニットの引ける確率を少し上げる方法

他人が入手することで欲しいユニットが引ける確率が下がることは何度か述べたと思います。この期待値は下がるだけでなく、小技を使うことで微量ながら上がります。

例)ティア3・シンドラが欲しい場合は、なるべく他のティア3ユニットを山札に戻さない

例えば、シンドラの★3を狙っているとします。利子を失わない程度に、手札に本来要らないティア3・カサディンやシャコ・アッシュ…などの他のティア3ユニットを残しておきます。こうすることで若干ながらシンドラが引ける確率が上がります。

仕組み

カードのリロールでショップに並ぶカードは山札からランダムに選ばれます。手札に残っているカードは山札には戻らないので、次のリロールは山札から要らないカード(手札にある)を除いた中からランダムに選ばれます。

必要ないカードは一時的に山札の外(手札)に除外されているので、欲しいものが引ける確率は若干ながら上がります。

リロールが終わったタイミングでいらないカードを山札に戻す

リロールを辞めるタイミングや、ラウンド終了時にいらないカードを売却し、山札に戻しましょう。★2にしない限り、カードは買った値段と同じ値段で売却できます。

※上がる期待値は微量で、利子を失ってまでやる必要はないかと思います。

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