TFT 超テクニカルアイテム・ゼファーの使い方と回避方法

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今回の記事はアイテム・ゼファーについてです。このアイテムは、「ジャイアントベルト」+「ネガトロンクローク」の2つを組み合わせることで作れるアイテムで、戦闘開始時に相手の1体を一時的に無効化できるアイテムです。

なぜこのアイテムに焦点を当てたかというと、他のアイテムと大きく異なりプレイヤーのスキルが問われるからです。このアイテムを誰に装備するかではなく、装備したユニットをどこに配置するかでアイテムの働きが大きく変わり、試合を動かすかどうかが変わります。

※この記事はパッチ10.4時点のものです。

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基本情報

アイテム名
(素材)
数値 Patch10.3Patch10.4
ゼファー
(クローク×ベルト)
時間:6秒

戦闘開始時、対象の位置にいる敵を一定時間飛ばし無効化する

対象の位置とは

ゼファーは対象の位置のユニットを無効化する

対象の位置に同じユニットを置いてみました。アイテムを装備すると竜巻のエフェクトが対象の位置に現れるため、この画像を見なくても分かるかと思いますが。

ゼファーは対象位置にいるユニットを無効化します。これはあくまで一例ですが、ヤスオにゼファーを装備した場合は、相手のヤスオの位置のユニットが飛びます。他も同様にタリックならタリックの位置が飛びます。

対象の位置にユニットがいない場合

対象の位置にユニットがいない場合は、対象の位置から最も近くにいるユニットが飛びます。対象の位置から同じ距離に2体のユニットがいる場合は、ランダムにどちらかに当たります。

ゼファーを誰に装備するか

ゼファーは、HPと魔法防御力を提供してくれるアイテムですが、それに期待しなくても良いと思っています。特に個人的に装備してはいけないと思うユニットは以下の通りです。

NG

  • メインキャリー
  • メインタンク
  • ソラリのロケット装備ユニット

メインタンクやメインキャリーは、配置を大きく動かしにくいので装備しない方がいいかなと思います。左右に動かすことは可能ですが、メインタンクをバックラインに持ってきたり、その逆は難しいです。

また、ソラリのロケットを装備したユニットも、そのシールドの有効範囲があため、動かしにくいです。

ゼファーの当て方(対全プレイヤー)

エレメントヘクス上(セット2限定)

序盤から中盤に最適なゼファーの配置場所は、エレメントヘクス上です。基本的にエレメントヘクス上には、キャリーユニットが乗っている場合がほとんどで、ボードの位置は全プレイヤー同じの為、特定の1人だけでなく全プレイヤーに対して効果があります。

センターボトムポジション

センターボトムポジション

2つ目はセンターボトムポジションです。ここは盤面で最も安全な位置になりやすく、アジールなどのダメージキャリーが置かれやすい場所になります。ここを飛ばすことによって相手のダメージを大きく削ることが可能になる場合が多いです。

このポジションは、アジール構成やレンジャー構成に多く、アサシンプレイヤーがいる場合にこのポジションが使われることが多いですね。

右下と左下

センターボトムポジションと同じくキャリーがいる可能性の高い配置が右下と左下です。アサシン構成が1人もいない場合はこの位置が安全になりやすいということがあります。

センタートップポジション

センタートップポジション

3つ目がセンタートップポジションです。この位置には、メインタンクが配置されることが多く、タリックやアムム・マルファイト・サイオン・ヨリックなどの高ティアユニットが配置されることが多くあります。彼らは優秀なスペルで時間を稼ぐことができますが、このポジションを無効化することで一気に敵のバックラインに入り込むことができます。

特にこの位置のユニットには、ガーディアンエンジェルやドラゴンクロウ、ブランブルベストなどのタンク系アイテムを装備したユニットが配置されることも多く、味方が安定してキャリーできる状況を作り出すユニットが配置されやすいです。

特にタリックやアムムのように、スペルの範囲が自分周辺のようなユニットはこの位置に置かないとスペルが活きない為、このポジションから大きく動かしにくいという事情もあります。

前衛複数とばし

ゼファーを複数持っている場合に使える戦法です。前衛に複数当てることでより早く敵の後衛を攻撃することが可能になります。敵のダメージソースを先につぶすことで、戦いは有利に進みやすくなります。いくらアイテムをスタックしたタンクがいても、先にダメージキャリーが落ちると何もできません。

この方法は割と全プレイヤーに有効な場合が多いです。

ゼファーの当て方(トリッキー編)

ここから紹介するゼファーの当て方は、少しトリッキーな方法です。カードを回すことに精いっぱいの状況だと少し難しいかと思いますが、心に余裕のある場合に試してみてください。

ゼファー装備ユニットを手札に戻す

これは、相手から覚えられるまで使える方法なのですが、アイテムを装備したユニットを手札に戻すと、相手から視認されなくなります。 つまり、自分がゼファーを持っていることを一時的に隠すことができ、戦闘開始直後にそのユニットを配置することで特定のユニットへの狙撃が成功しやすくなります。

ゼファー装備ユニットを売る

これはユニットのHPを犠牲に、ゼファーを高確率で当てる方法です。ゼファー装備ユニットを売り、作り替えることで戦闘開始直前にゼファーを装備することができます。相手の配置を見てからゼファーを装備することができるため、かなりの高確率で相手のキャリーを狙撃することができます。

構成が崩れないようにあらかじめ、入れ直しができるユニットを手札に置いておく必要があります。また、あらかじめ配置されそうな場所にアイテム枠のあるユニットがいる必要もありますね。

ゼファーの狙い先を変更する

最後の1v1の局面で使える方法です。初めにメインキャリーを狙った場合は、次はメインタンクやサブキャリーを狙うと高い確率で当たります。

これは心理戦でもあるのですが、一度敵のキャリーにゼファーを当てると、相手は「キャリーがゼファーが当たった」と認識します。ほとんどの場合は、キャリーの位置を戦闘開始直前に変えるので次に当てるのは難しくなります。回避を意識していない場合は次も当てられるのですが、相手が回避してくると同じターゲットに当てるのは難しくなるので、ターゲットを変えましょう。

もちろん、この方法を知っていれば対策されやすくなります。

誰を狙うか

ゼファーは、誰を狙うかも今後に関わることがあります。必ずだれかと当たるという状況は、最後の2人に残るまで無いので確率論にはなります。基本的に複数人が同じ場所にキャリーを置いている場合も多いので、そこを狙うのが定番ではあります。

これから紹介するのは、複数人ではなく特定の相手を狙うケースです。

構成の競合相手

構成の競合相手が勝つというのは、長い目で見るといいことは一つもありません。自分がシャドウ構成を作っている場合ならシャドウを使っている相手を狙うのが良いかと思います。

競合相手をねぜ狙うかと言うと、自分が欲しいユニットやアイテムが取られるからです。ショップに並ぶカードだけでなく、カルーセルラウンドのユニット、欲しいアイテムまで被るため、アイテムやユニットが揃わないという状況が生まれやすくなります。

他にも、自分の構成が苦手とする構成を倒してくれる期待が無いからです。このゲームは、じゃんけんのように構成一つ一つに苦手と得意分野があります。自分が目指している構成が苦手な相手は、競合相手も苦戦するはずです。

連勝中の相手

連勝中の相手は右のアイコンが燃えています。連勝中の相手は強いから勝っているはずなので、もしその相手と当たると大きくHPを減らしてしまうことがあります。特に、相手のユニットを1体も減らせないような状況になると、HPが20前後持っていかれることもあり、大打撃を受けます。そういった意味で、連勝中の相手を狙うという手もあります。

ゼファーのかわし方

最後にゼファーのかわし方です。これは、必ずしも成功するわけではありません。しかしながら、相手がゼファーを持っているということだけ頭の中にあれば、回避できる可能性を高めることは出来ます。

相手にゼファー持ちがいるかいないかを確認する

まず、相手にゼファーを作っている人がいるかどうかを確認しなければいけません。中立モンスターラウンドだけでもいいので、全プレイヤーの構成やアイテムを見る癖をつけておくと、ゼファーだけでなく様々な情報を得ることができます。

キャリーの位置を変更する

キャリーは、戦闘開始直前に位置を変えましょう。あらかじめ安全そうな場所を考えておくとスムーズです。相手のゼファーユニットの位置を確認しておくことでさらにかわすことができる確率は高くなると思います。

特に高ランク帯になってくると、必ず狙われると考えておかなければいけません。こまめに配置は変更しておきたいですね。狙われるのはダメージキャリーだけでなく、メインタンクもよく狙われますから、タンクの配置もこまめに変えた方がいいかと思います。

動かさない、動かしにくいユニットの対象の位置が安全

ユニットの中には動かしにくいユニットもいます。特にソラリのロケットを装備したユニットを動かすのは、難しいというのは覚えておいた方がいいかと思います。もちろんシールドを捨ててでも動かしてくる方もおられます。

また、メインキャリーも危険な位置に配置させることができないので、おのずと配置される場所は限定されます。キャリーにゼファーを装備するのはほとんど無いので、キャリーの対象の位置が安全になることも多いかと思います。

角に置かれやすいユニット

ナミやセナ・ラックスは、スペルの仕様上で盤面の角に置かれる場合が多いです。スペルが一直線上で角に配置した方が多くの敵や味方に当たるからですね。

これらのユニットは角に配置されたままになっている場合も多く、その対象の位置が安置になるという場合も多い傾向があるかと思います。もちろん、アサシンがいる場合はゼファーとアサシン両方に気を付けなければいけません。