次回のアップデートでTFTが大きく変わります。シナジーとチャンプが一部を除きほぼ全て変更されます。Set 2の過去記事をご覧になっていただいた方や、情報通の方はもうご存知かと思います。
今回の記事は、TFTセット2の中で最もハイコストである新キャラ・ラックスにスポットを当ててみたいと思います。
※この記事はTFT9.21時点のもので、ラックスはテストプレイ時のステータスを元にしています。
ラックスの基本情報
★ | スキル | マナ | オリジン | クラス |
7 | 500/800/9999マジックダメージを与え、キル時に50マナを回復する。 ※プール内にそれぞれのオリジンのラックスが1体づつ存在する。ラックスを購入すると以降同じオリジンのラックスがショップに並ぶ(売ると変わる)。 | 50/100 | Steel Shadow Ocean Cloud Glacial Light Crystal Woodland Electric Inferno | Avatar |
こちらがラックスの基本情報です。
ティア7でクラスはアバター、オリジンは バリアブル(非公式の呼び方?)です。スキルは高火力のレーザービームのようなもので、スキルでキルをとるとマナが回復します。
オリジン: バリアブル
オリジンの名称であるバリアブルというのは一部のユーザーの呼び方で、公式のモノではないかと思います。ラックスはプール内に10種のオリジンを持ったものが1体づつ存在ます(合計10体)。10種とは表にありますが以下の通り。
- スティール
- シャドウ
- オーシャン
- クラウド
- グレイシャル
- ライト
- クリスタル
- ウッドランド
- エレクトリック
- インフェルノ
要するにスティール/アバターというラックスが1体、シャドウ/アバターというラックスが1体…と言う感じです。山札にはそれぞれ1体しかいないので他人が引いたラックスは売るかそのプレイヤーのHPを0にするかしない限り自分が引くことはできません。
自分がラックスを引くと、以降ショップに引いたオリジンのラックスが並ぶようになるためレベル2にすることはもちろん可能です。違うオリジンのラックスが欲しい場合は自分の持つラックスを全て売ることで可能になります。
クラス:アバター
- アバターのオリジンはシナジーボーナスで2回カウントされる
アバター自体に何か効果があるわけではありません。ラックスが持つオリジンが2体分とカウントされます。例えばシャドウラックスを引いた場合はラックス1体でシャドウ2体分としてカウントされます。
ラックスのおすすめオリジン
ラックスはシナジー関係なしで使う分にも悪くはないのですが、もちろん合ったシナジーであれば影響力は爆発的に上がります。 個人的な評価にはなるのですが、おすすめは以下の通りです。★が多いほど強いと思っています。
- スティール
- 使い方が限定される、活躍の場がないわけではない
- シャドウ – ★★★
- 後半から組みやすいし、スキルとシナジーが合う
- オーシャン – ★
- オーシャンメイジと組めれば強い
- クラウド – ★★★
- 軽いシナジーの為組みやすい
- グレイシャル
- 使い方が限定されるが、活躍の場がないわけではない
- ライト – ★
- 使い方が限定されるが、ライト9を作るときに重要
- クリスタル – ★★
- タリック + αと組み合わせ後半から作ることも可
- ウッドランド
- ハイロールウッドランドの場合のみ使えるかも
- エレクトリック – ★★★
- ゼド + αと組み合わせられたら強い
- インフェルノ – ★
- 悪くはないが他と比べると見劣りする
ラックスのオリジンのおすすめ度は、オリジンの強さに強く依存します。つまりはアプデでそのオリジンが弱体化されれば、このおすすめ度は変わります。
セット1におけるヨードルの上位互換であるクラウド、同じくセット1のインペリアルのような効果をもつシャドウが全体的に見るとラックスに合います。クラウドはシナジー自体が強いという感じで、シャドウは強力なスキルをさらに強化してくれるため、ラックス自体とも相性がいいです。
ラックスは後衛チャンプのため自身の耐久が上がるスティールなどは効果が薄いです。同じ理由でエレクトリックもラックス自体には恩恵はありませんが、エレクトリック4を発動させるために編成するとエレクトリックのゼドに恩恵があるため悪い選択肢ではありません。
ライトオリジンもライト6~9を作りたい場面で強いですが、使い方はほぼ限定されます。ライトヴェインコンプで使う場合はかなり重要になりますね。
ラックスのおすすめアイテム
- ラバドンデスキャップ(スペルダメージ強化)
- ジュエルガントレット(スペルにクリティカルが付与)
- メイジキャップ(1度に2回詠唱するメイジシナジー付与)
基本的にラックスにはスペルダメージを上げるロッド系のアイテムが向いています。ラックスのスキルは高火力のためその威力を倍増してくれるラバドンデスキャップは一番向いています。
ショウジンなどのマナの回復速度を上げるアイテムも悪くはないのですが、おすすめ度は低いです。なぜならラックスはキルでマナを自己回復できるからです。そのためマナ系アイテムを積むよりもスペルダメージを上げてキルを取りやすくする方が結果的にスキルを多く発動することができます。
メイジ構成が組めればの話ですが、メイジキャップを装備してダブルスペルを可能にするという手もあります。メイジは終盤から編成するのは難易度が高いので、判断は間違えないように。
ラックスのカウンターはクリスタル
ラックスは高火力のスキルを持っています。ロッド系アイテムをスタックさせたラックスは相手を一発で倒せるほどのダメージを持ち無敵のようにも思えますが、クリスタル相手に苦戦する場合があります。
クリスタルシナジー
- クリスタルのチャンプは1ヒットで受けるダメージの最大が100/60になる
この数値はアプデで多少上下するかと思いますが、クリスタルチャンプは1発の被ダメージの上限があります。つまりラックスのスペルダメージがたとえ2000だとしてもクリスタルチャンプへのダメージは最大100や60などに軽減されてしまいます。
もちろん中途半端なクリスタル構成の場合はごり押しで勝てます。クリスタルの効果はクリスタルチャンプだけなので、ほかのチャンプへのダメージは通常通り通ります。
しかしながら、HPトップのプレイヤーががっちがちのクリスタル4構成の場合はラックスではない別な選択を考えた方が無難です(別のチャンプをキャリーにするという形でもOK)。
その他のラックス対策
ラックスはその高いコストにあった働きをしてくれます。ロッド系のアイテムをスタックさせたラックスへの対策ははっきりいって少ないです。魔法防御力を上げられるミスティックシナジーや、敵のスペルの回転率を下げれるポイズンシナジーが一定の対策効果があるかと思います。
とはいっても完全な対策は難しく、どうしても手に負えない場合は、アサシンでラックスを暗殺するかアイテムのゼファーでラックスを飛ばすくらいしかなくなります。
まとめ
セット2の実装が近づいてきました。テスト環境では度々ナーフやバフがあって正式実装時にどうなっているかというのを予想するのは難しいのですが、以下の2記事にシナジーや全てのチャンプのスキルはまとめています。
気になる方はチェックしてみてください。