2020年の第2番目のパッチ10.2のアップデートが近づいてきました。今回のパッチは、新要素の多かった前回のパッチの調整がメインで、大きい変更はあまりありません。しかしながら、メタに関わる深い変更も多くランクマッチがメインのプレイヤーさんが見逃せない内容が多いかと思います。
アップデートは数日後ですが、未実装ながら今回のアップデートの要約とバフされて注目が集まりそうな構成をまとめていきます。
※この記事はパッチ10.1時点のものです。正式アップデート前なので変更される可能性もあります。
要約
バフされたシナジー
- アサシン:クリダメ上昇
- インフェルノ6・9:ダメージ上昇
- メイジ6:追加でスペルダメージ
- シャドウ:効果時間と6体編成強化
- ウォーデン6:アーマー上昇
- ウッドランド:6体編成追加
ナーフされたシナジー
- ブレードマスター:追加攻撃の発生確率減少+α
- デザート:デザート2の効果減少
- 4体編成はバフされてますが、使い勝手のいい2体編成が弱くなったのでナーフとしています。
ブレードマスターは、最大特性以上の追加攻撃を保存できなくなります。バグか仕様か分かりませんが、パッチ10.1まではシナジーの説明以上の攻撃回数が出ていたみたいですね。以下公式の引用。
ブレードマスターが追加攻撃をストックしておける回数が、特性レベルで付与される回数(1/2/3)を上限とするようになりました。言い換えれば、対象チャンピオンたちが「永久に通常攻撃し続ける」状況が、発生しにくく(あるいはほぼ不可能に)なりました。これはブレードマスター(4)/(6)を対象としたナーフ(弱体化)です。
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バフされたチャンピオン
- シンプルなバフ
- マルザハール
- サイオン
- ベイガー
- エズリアル
- レベル3強化
- レネクトン
- ブラッドミア
ナーフされたチャンピオン
- シンプルなナーフ
- オラフ
- シヴィア
- カルマ(身長もナーフ)
- レオナ
- 影響の少ないナーフ
- アッシュ(レベル3の微調整)
バフされたアイテム
- アイスボーンガントレット
- グインソーレイジブレード
- レベル系
- ソラリのロケット
- ルーデンエコー
- ブランブルベスト
- ライフスティール系
- ブラットサースター
- ガンブレード
ナーフされたアイテム
- なし
ティアが下がるパッチ10.1のメタ構成
- BMサモナー構成
- アサシンがバフされたことによる悪影響
- ブレマスシナジーがナーフされたことによる悪影響
- シヴィアがナーフされたことによる悪影響
- バーサーカー構成(微低下程度だと思います)
- オラフのナーフ
特にパッチ10.1~10.1BまでトップメタであったBMサモナー構成は1段階~2段階くらいティアが下がるかもしれません。シヴィアとブレマスのナーフに加えて、苦手な存在であるアサシンが強くなってしまいます。
バーサーカー構成に関しては、オラフが少々ナーフされますが大きな影響はないかと思います。バーサーカーアイテムであるソラリのロケットや、オラフアイテムであるブラットサースターがバフされているので良い影響もあります。
この記事で紹介する構成
- パッチ10.2でバフされた要素を含む構成
- パッチ10.1でメタじゃなかった構成
この記事で紹介するのはパッチ10.1で活躍していなかった構成と強化を受けた構成のみです。前回のパッチで強かった構成で今回も使える構成もいくつかあると思いますが、そういう構成には触れません。
アサシン構成
ライフスティールアイテムとアサシンシナジーの要素を取り入れた構成です。この構成では、アサシン6にしていますがアサシン3もバフされています。どちらかというとアサシン3の方が使われそうな気はしています。
アサシンを付与する妖夢の霊剣を手に入れたときは積極的に6まで作ってもいいかなと現状思っています。霊剣がないとティアの低いダイアナとルブランの両方を編成しなければいけないので、この点が6体編成の難しい点です。
スティールアサシン
パッチ9.22で強かったノクターンキャリーのスティールアサシンももしかすると強いかもしれません。ブレンダーのナーフでノクターンは弱くなっていますが、アサシンのシナジー効果は、パッチ9.22時点よりも強くなっています。
- パッチ9.22:クリダメ+75/150%
- パッチ10.1:クリダメ+65/225%
パッチ9.22よりもアサシン6体編成で+75%もクリダメが上昇しているので、ナーフされたノクターンでも十分に強い気がします。
アサシンデザート4
- アサシン6体
- デザート3体
レベル8でアサシン6とデザート4が完成します。
アサシンのカウンターであるウォーデン6がバフされました。ウォーデンの防御力は+999%も上昇するので、対策なしでは勝つことは難しくなります。この相手へのカウンターとしてデザート4まで組むことでウォーデンは完全に無効化できます。
特にワーデン6が多い場合以外、デザート4は過剰です。通常はデザート2で問題ないかと思います。
追記:TftacticsにてティアA
アサシン6構成がTftacticsにてティアAとして紹介されました。構成はデザート4アサシン6です(個人的な意見は相手の構成がウォーデンに偏っていない限りデザート2で十分だと思いますが)。
改めてアサシン6構成について考えてみると、やはりへらアイテム妖夢の霊剣は必須と言えるほど重要でこれが無いと1位を狙うのは難しいかと思います。
シャドウ構成
シャドウ6のバフと、マルザハール・サイオン・ベイガーのバフを活かした構成です。シャドウ6は+25%もダメージが上昇したことに加えて、効果時間が+1秒伸びています。そろそろシャドウメタが来てもおかしくないと言えるほどのバフです。
アイテムはバフされたマルザハールに装備させていますが、ベタにキンドレットやセナに装備させても大丈夫かと思います。
画像の構成はサモナーに派生させていますが、誰をキャリーにするかでブレマスやレンジャー2、また防御系のミスティック・クラウドなどを入れても強いかと思います。
追記:シャドウ3主流は変わらなそう
パッチ10.2ローンチ後の感想ですが、シャドウ6は重すぎるというのが印象です。マスターイーのレベル2まで揃えば強いかと思いますが、構成が重すぎるため現状はシャドウ3(キンドレットキャリーのシャドウインフェルノレンジャーなど)が前パッチと変わらず主流かなと思います。
シャドウラックス or マスターイーレベル2
シャドウ6は少し難しいです。もしシャドウ6を目指す場合は、シャドウラックス・もしくはマスターイーのレベル2が早期に作れた場合に限定するなどしておいた方が無難です。
ダメージは高いのですが、ウォーデンなどの前衛をキープしにくい構成のため無理に6を目指すと多くのHPを失ってしまうリスクが高い構成になります。
ウッドランド6
この構成は前回の記事で触れたので細かくは省略しますが、新要素のウッドランド6を取り入れた構成です。
かなりのロマン構成(プール内に1枚しか存在しない高ティアのウッドランドラックスが必須)なので、トップメタに入ることはないかと思います。しかし、もし作れたらYouTube行きですね。
ハイパー構成
- ハイパーウッドランド
- ハイパープレデター
- ハイパーオーシャンメイジ
- など…
ルーデンエコー・ソラリのロケット・ブランブルベストというレベル3にすることで効果の上がるアイテムが軒並みバフされました。これらはハイロール系の構成にいい影響があります。
トップメタまで食い込める構成が生まれるか予想するのは難しいですが、ベイガーやブラッド・マルザハール・エズリアルこの辺りのバフされたチャンピオンに可能性を見出すプレイヤーさんもおられるかもしれません。
追記:プレデターが調子良さそう
- コグマウ
- スカーナー
- レクサイ
- ノクターン
- アッシュ
- ツイッチ
- シンジド
- (ラックス)
こちらはポイズンプレデターレンジャー構成です。
パッチ9.22から使われているハイパープレデターがブレンダー構成などの衰退によって輝いている気がします。特にルーデンエコーと相性のいいコグマウが前半から中盤までをキャリーしてくれます。
プレデターは、ハイパー構成にすることもできますし、レベル8まで駆け上がるラッシュ8構成どちらにも向いています。様々な派生が可能なプレデターはやはり優秀ですね。