TFT 10.4 要約とメタ・ティアの変動 新要素を含むおすすめ構成

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2月17日にTFTチーフデザイナーのMortdog氏のストリーミングにて次回のパッチ10.4の詳細が公開されました。もちろん、まだ追加の可能性はあるのですが、ほぼほぼこの内容で実装されると思います。

今回の注目は、最も使われないエレメントであったグレイシャルのリワークで、テストサーバー内でも何度か数値が調整されていました。新グレイシャルがトップメタに入るかどうかは今のところ微妙なのですが、部分的な使われ方の中にはかなり有力なものもあります。

まずはパッチ10.4の要約です。

※この記事はパッチ10.3時点のものです。

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パッチノート10.4の要約

シナジー

  • ナーフ
    • ポイズン:中規模のナーフ
    • クリスタル:クリスタル2のナーフ
  • グレイシャルのリワーク
    • 凍結で追加APダメージ
    • 凍結確率が25%で固定

パッチ10.2から10.3までトップメタの一つであった、ポイズンクリスタルレンジャーがナーフの影響を受けます。

また、グレイシャルのリワークは、凍結確率は編成数の上下で変わらなくなりますが、凍結発生時に追加APダメージが入るようになります。グレイシャルはセット1から妨害だけのものでしたが、これは非常にストレスを生むもので、軽い妨害 + ダメージ系へと変更されました(今後も凍結確率は大きくは変わらなそうな感じです)。

チャンピオン

  • バフ
    • オーン
    • セナ:ボーナスダメージ強化
    • ノクターン:攻撃速度がセット2至上最高
    • ルシアン:★1と★2のスペルダメージ強化
    • オラフ:★1の強化とHP100増加
    • シンジド:★1の微強化
    • ゼド:攻撃速度強化
  • ナーフ
    • タリア:初期マナが微低下
    • アジール:初期マナが微低下
    • タリック:無敵時間の微低下

ナーフは基本的に大きなものはありません。強キャラであったアジールは初期マナが25下がったので、最初のスペル発動が少し遅くなります。タリックは無敵時間が0.5秒短くなります。これらの変化は大きくは無いですが、間違いなく微妙な変化は生まれるかと思います。

バフで気になるのは、ノクターン・ルシアン・オラフです。ノクターンに関しては、パッチ9.24で大暴れしたブレンダー時代よりも攻撃速度は速くなりました。回復量は全盛期以下なのですが、前回のパッチで攻撃力も戻っています。ルシアン&セナがバフされたのでソウルバウンドも見る機会が増えるかと思います。

アイテム

  • レッドバフのバグ修正のみ

アイテムの変更は1点のみです。

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パッチ10.3のティアリストの推移

へら無し構成

  • S
    • ポイズンクリスタルレンジャー ↓
  • A
    • サモナーアサシン ↑ (ゼドのバフによる)
    • オーシャンメイジ ↑ (苦手なポイズンナーフによる)
    • シャドウインフェルノレンジャー ↑ (PCレンジャーのナーフによる)
    • ヤスオブレード(アジールナーフ)
  • B
    • ポイズンプレデター↓?(スティール系が気になる)
    • 6シャドウ ↑ (セナバフとクリスタルナーフによる)
  • ランク外
    • グレイシャル バーサーカー ↑ (グレイシャルリワークによる)
    • ライトソウルバウンド ↑ (ルシアン・セナバフによる)

へら有り構成

  • A
    • 6メイジ(ポイズンナーフによる↑)
    • 6インフェルノ
  • B
    • 6ライト(ライトソウルバウンドバフによる↑)
    • 6アサシン(ノクターンとゼドバフによる↑)
  • C
    • 6バーサーカー(オラフとグレイシャルバフによる↑)

パッチ10.3のティアリストの記事にてまとめたものです。このティアリストは私なりの判断基準にてまとめたものなので、気になる場合はリンクよりご覧になっていただいたら幸いです。リスクやコスパ、高ランク帯での使用頻度などを加味したものなので強い1点での評価で作ったものではありません。

解説

大きくティアが下がったり、上がったりするものは無さそうな印象です。トップティアであったポイズンクリスタルレンジャーは、1段階前後ティアを下げそうな印象があります。

それぞれの懸念点

まずは、グレイシャルバーサーカーがメタに入るかどうかが他の構成の明暗を分けるかと思います。バーサーカーは、メイジやレンジャー系に弱く、アサシン系に強いです。そのためレンジャーやメイジ系が強くなれば活躍は難しくなります。

バーサーカーが暴れるようであれば、アサシン系は難しいかと思います。アサシンが暴れるようであれば、バーサーカーやウォーデン系が台頭してくる可能性もあります。

新要素を含む気になる構成

  • 新要素のある構成
  • バフの影響のある構成
  • パッチ10.3で活躍していない構成
  • へら前提じゃない構成

ここからは、新要素やバフの影響を受ける構成を紹介していきます。前回のパッチで強かった構成やへら前提の構成は書きません。これらはまだまだ詰めが甘い構成だと思うので、正式実装後に追記するかもしれません。

4グレイシャル

6バーサーカー派生

まずは4グレイシャルにバーサーカー6を組み合わせた形です。唯一のレンジユニットであるエズリアルを中盤以降からキャリーとして使うのが安定するかと思います。追加攻撃による凍結によっても追加APダメージが発生する(はず)なので、アイテム・ルナハリケーンがとても合っているかと思います。

6バーサーカーは、全員がごつく耐久力があるように見えますが、防御系シナジーであるミスティックやクラウドは組み合わせられません。なのでソラリのロケットや、ドラゴンクロウなどの防御系アイテムは合った方がいいかと思います。

3バーサーカー派生

デザートミスティック派生

これはあくまで一例ですが、3バーサーカーの派生です。バーサーカーは6体編成までいきたいところですが、グレイシャル4がダメージを補完してくれると考えれば3体止めでも使えそうな気がしています。ナーフされましたが、ポイズンに派生させることもできます。2グレイシャルにすればさらに幅が広がります。

序盤の2グレイシャルの大型バフ

  • エズリアル&ブラウム
  • ボリビア&ブラウム
  • ワーウィック&ボリビア

グレイシャル2は大幅にバフされています。凍結確率が20%から25%に上がっただけでなく、追加APダメージも発生するようになりました。最後までグレイシャルを使うかは別として、ウッドランドのようにラッシュ8を目指すために利用することも可能かもしれません。

追記:弱いかも

あんまりパワーを感じないという印象があります。もう少し様子をみますが、一応コメントを残しておきます。

ライトソウルバウンド

キャリーはルシアン・ヨリック・セナ

パッチ9.24で流行ったライトソウルバウンド構成です。定番の形は、セナにアイテム・ガーディアンエンジェルとモレロノミコンを装備させて、ルシアンを前衛に置く形です。ルシアンはデスしても幽霊状態でフリーで攻撃してくれます。6ライトは前回のパッチにて回復力がナーフされたので、多少脆いかなという印象はあります。

3シャドウ派生

キャリーはルシアン・セナ・ヨリック・サイオン・マスターイー

また、ライト3体を削り3ライト3シャドウにするという形もあります。マスターイーまで入れられれば8体編成でルナまで入ります。

サモナーシンズ構成

キャリーはゼド・ヨリック・アジール・マルファイト

これは前回のパッチでも十分に強かった構成なのですが、ゼドのバフの影響を受けました。トップティアに入りそうだなと思っています。NAのGG milk氏はこの構成を好んで使っておられて、NAサーバーで1位になっていた時期もあります。マルファイトの枠がミスティックの場合もあり。

ノクターン派生

また、この構成は6アサシンにも派生することができます。へらアイテム・ゴーストブレード(アサシン付与)が欲しいところですが。

また、キアナOUTでノクターン&レクサイを入れてサモナースティールアサシンにするのも面白いかなと思っています。