TFT 10.11 検証 インフィルトレイターへのカウンターとジャンプポジションのナーフについて

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本日25日にRiotのチーフデザイナーのMortdog氏の配信にて10.11のPatch Rundownが行われました。詳細は別記事にてまとめているので、こちらで触れることはないのですが、その中で一つ気になる変更がありました。

PBEでプレイしていて何となく違和感を覚えた程度のことなのですが、今回の記事はインフィルトレイターの調整についての検証と結果の考察です。

※この記事はパッチ10.10時点のものです。

パッチノート10.11

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公式情報

10.11 Patch Rundownより

Infiltrator

Now jumps immediately at the start of combat instead of with a small delay.

Patch 10.11 rundown

これが公式が出したインフィルトレイターの変更の詳細です。戦闘開始時に”小さな遅延もなく”ジャンプするという意味ですね。

Mortdog氏の発言

  • インフィルトレイターの調整は実際はナーフです
  • カウンターが可能になる
  • ヴァンガードをバックラインに配置した時インフィルトレイターをキャッチできる

こちらは、ランダウンでMortdog氏が話された内容です。多少意訳しています。

インフィルトレイターは狩るだけでなく、狩られるように

今までインフィルトレイターは、主に攻撃的な配置を考えるのがメインだったと思います。基本的にかわすのはアイテム・ゼファーくらいで、試合序盤から中盤くらいまでモレロ・セラフ・デモリッショニストなどを装備したカイサを敵のセンターに飛ばすだけでも特に問題は起こりませんでしたが、パッチ10.11より一辺倒では狩られるかもしれません。

メックパイロット・インフィルトレイター

インフィルトレイターに対峙した相手ができることといえば、基本的にはダメージキャリーを2列目など安全な位置に回避することがほとんどだったと思います(稀に将棋の穴熊のようなカウンター配置もありましたが)。パッチ10.11よりその状況が少し変化する可能性があります。

以下は検証

公式が出した情報から分かることは、今まであったジャンプまでの小さな遅延が無くなったということと、ナーフであること、またカウンターが可能になるということです。

では実際にどのようにジャンプするようになったのか、数戦ですが動画を撮影しましたのでそれを盤面に起こしてインフィルトレイターはどこからどこへジャンプしたのかをお見せしたいと思います。

※最後に数戦から見えた法則性をもとに私の考察を紹介します。

検証

動画は最後の方に貼ります。

ジャンプ1

ジャンプ1
  • フィオラ:動かない → 飛んできたインフィルトレイターを攻撃
  • イレリア:動かない → 飛んできたインフィルトレイターを攻撃

1回目のジャンプですが、ここでものすごい違和感を覚えました。この配置であれば、本来であればフィオラは前進、イレリアは前進、もしくはブリッツの下をくぐって動き出すはずなのですが、インフィルトレイターのジャンプが終わるまでその場から動きませんでした。

ジャンプ2

ジャンプ2

イレリアが前ではなく右、フィオラが前ではなく左へ移動しました。小さな違和感はありますが、大きくはありません。

ジャンプ3

ジャンプ3

今回のジャンプも強い違和感はありませんが、インフィルトレイターの着地点を避けるように移動しています。

ジャンプ4

ジャンプ4
  • カサディン:動かない → カジックスを攻撃
  • ヴァイ:動かない → カジックスを攻撃

1回目のジャンプと同じく違和感があります。今までのパッチであればヴァイとカサディンは敵のユニットを狙うために前進して、その背後にカジックスが着地するはずです。

動画

仮説:ジャンプ前からジャンプ先に判定あり

ここからは仮説です。検証のジャンプ1とジャンプ4は明らかにおかしなスタックをしています。TFTは味方を含め、敵ユニットがいるマス上に他のユニットは留まれません。つまり、インフィルトレイターはジャンプ前からジャンプ先にいることになっていて、その判定によってジャンプ1と4のようなスタックが発生したと考えるとつじつまが通ります。

味方ユニットが着地点を避けるように通っている

味方ユニットは、敵インフィルトレイターの着地点を避けるような初動をしています。この点からも、すでに敵インフィルトレイターの着地点に判定があることが考えられます。

※あくまで仮説なので、たまたま・もしくはバグということもありえます。

仮説を元にしたカウンター配置

インフィルほいほい

敵インフィルトレイターの直線状に近接キャリーユニットをバックラインに配置し、左右を固めておくことであえてスタックさせることが出来そうな気がします。この画像ではイレリアがインフィルトレイター狩りをするものとしています。

カジックスはイレリアの右前、もしくは左前に着地する

イレリアの左右は味方ユニットが埋めていて、仮説が正しければそこへ敵インフィルトレイターは着地できません。つまり、イレリアの前に着地することになるでしょう。この方法でほぼカジックスをスナイプが可能なのではないかというのが今回の記事の最後に言いたかったことです。

スナイプが可能なのは射程の短いユニット

バックラインにこのように配置しても、射程の長いスナイパーやその次に長いミスフォーチュンやヴェルコズは恐らくですが射程内に敵のタンクが入ることも多いため飛んできたインフィルトレイターを攻撃できません。

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