TFT 9.24 Blenderメタ構成とは アサシンブレードマスター

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NAやEUサーバーでブレンダー(Blender)という愛称で親しまれている、メタ構成を紹介したいと思います。この構成は、いわばスティールアサシンの進化系で、前回のパッチでもトップメタの一つであった構成です。前回のパッチをプレイされているプレイヤーさんならご存知のかたも多いかと思います。

今更なぜこの構成かというと、大きな理由があり、パッチ9.24のアプデ内容が深く関係しています。

※この記事はパッチ9.24時点のものです。

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追記:10.1にて大型ナーフ

ブレンダー構成はB面パッチである9.24Bにて軽いナーフをされましたが、相変わらずトップメタの一つでした。しかしながら、パッチ10.1にて大型ナーフが予定されています。

具体的にはメインキャリーのノクターンをはじめ、シヴィア・キアナ、そしてシヴィア用アイテムの定番であったハッシュ・レッドバフがナーフされました。このナーフはブレンダーを狙い撃ちしたと言ってもいいほどの大型ナーフで次のパッチでブレンダーが使われるのかどうかは微妙なところです。

ブレンダーのカウンターであるウォーデン構成へのナーフが少ないため、個人的にはブレンダーメタは終わる可能性が高いと思っています。ナーフの詳細は以下の記事にて。

基本情報

関連シナジー

シナジー
(編成数)
効果 Patch9.23Patch9.24
Assasin
(3/6)
戦闘開始時もっとも遠い敵にジャンプし、クリティカルダメージとクリティカル率が上がる
クリダメ:+75/150%
クリ率:+10/20%
Blademaster
(2/4/6)
通常攻撃ごとに確率で複数回当たる
確率:40%
追加ダメ:1/2/3回
Steel
(2/3/4)
HPが一定を切ると数秒間のダメージを受けなくなる
HP:50%
時間:2/3/4秒

パッチ9.23でトップメタの一つでありましたが、ナーフはありませんでした。

主要チャンピオン

チャンプマナスペル Patch9.23Patch9.24エレメント
クラス
Rek’Sai
★2
0/75噛みつき確定ダメージを与える

ダメージ:250/550/850→
Steel

Predator
Nocturne
★3
no cost通常攻撃3回ごとに通常攻撃が変化し、隣接した全ての敵にダメージを与え、与えたダメージの一定%分自己回復する On-hit効果あり

回復:40/60/80%
Steel

Assassin
Qiyana
★3
50/100敵の隣にダッシュして衝撃波で当たったすべての敵にダメージとスタンを与える 衝撃波は前方2マスまで届く

スタン:3/4/5秒
ダメージ:300/500/700
Mountain
Inferno
Ocean
Cloud

Assassin
Sivir
★3
0/65一定時間、攻撃が最大10回までバウンドするようになる On-hit効果あり

ダメージ:100/125/150%
時間:5秒
AD:50から55↑Desert

Blademaster
Khazix
★4
0/40ステルスになり最もHPの低い敵にクリティカルダメージを与え、マナを少し回復する

ボーナスダメ:100/200/500
マナ回復:5/10/15
Desert

Assassin

シナジーと同様にナーフはありませんでした。シヴィアはむしろバフされていますね。

Blenderの特徴

  • ブレマス装備のノクターンがキャリー
  • アサシン3(稀に6)
  • ブレードマスター2~4
  • スティール要因でレクサイ必須

この構成のメインキャリーはノクターンです。彼にはへらアイテムである、ルインドキングブレードが必要です。これが無くても通常のスティールアサシン構成となりますが、強さは大きく変わります。

へら必須

この構成は、クラスとクラス(ブレマスとアサシン)を組み合わせるため、へらが必須です。そのため、いつでも目指せるわけではないです。へらのドロップ率は低く、インティング行為をしてHPを減らしたとしても拾えるとは限りません。

今なぜBlenderか

今なぜこの構成が強いかというと、パッチ9.24のナーフが関係しています。内容を読まれた方は、もうご存知かと思います。

ファントムダンサーのナーフ

アイテム名
(素材)
効果 Patch9.23Patch9.24
ファントムダンサー
(ボウ – アーマー)
すべてのクリティカル効果を無効化クリティカルが通常ダメージ
になる(回避削除)

アサシンのハードカウンターであった、アイテムのファントムダンサーがナーフされました。前回のパッチでも強かった構成なのですが、ハードカウンターアイテムのファントムダンサー(通称PD)がネックとなっていました。

クリティカル率上昇が裏目に出て、アサシンのダメージは0となりPDを装備したユニットを倒せなかった という状況が生まれていました。今回のパッチでクリティカルの回避が削除され、通常ダメージとしてダメージが入ります。以前のようにPDを装備したユニットを倒せない状況が無くなったのは大きな変化です。

しかしながら、アサシンはクリティカルダメージが高いため、ファントムダンサーがこの構成のカウンターであることは変わりません。影響力が大きく減っただけです。

インフィニティエッジの評価UP

ファントムダンサーのナーフによって、インフィニティエッジの評価が相対的に上がりました。ノクターンのアイテムとしても優秀なので、狙って作る価値があります。

Blender構成の一例

Blender

ブレマスとアサシン以外に、スティール2・クラウド2・ミスティック2・デザート2が発動します。防御系シナジーが3つもあるので、意外としぶとい構成です。ノクターンはスペルにライフスティールを持つため、結構頑丈です。

この構成では、第二キャリーとしてシヴィアを選んでいますが、カジックスやマスターイーでも構いません。全体のティアが高くないので、いくつかのチャンピオンをレベル3にする必要もあるかもしれません。

レベル3候補

  • ノクターン
  • シヴィア
  • レクサイ
  • ヤスオ
  • キアナ

レベル3候補は、メインキャリーのノクターンです。向いているアイテムと、ノクターンレベル3ができれば1位を狙える確率はぐっと上がるかと思います。

シヴィアももちろんダメージ兼デバッファーとして優秀なので、レベル3を狙ってもいいかと思います。レクサイやヤスオもタンクアイテムをスタックさせることで大きな働きが期待できるので、レベル3を狙うのもありですね。

+ ラックス

  • クラウドラックス
  • スティールラックス
  • (シャドウラックス)

この構成に合うラックスは、クラウドとスティールです。個人的にはどの構成相手にも強い、スティールラックスが一番いいかなと思っています。相手の構成次第なところもありますね。

一応シャドウラックス+マスターイーで、シャドウ3という手もありますが、味方全体への恩恵は少なめです。

カウンターと対策

有利

  • メイジ
  • レンジャー
  • ソウルバウンド

この構成は、HPの低いメイジやレンジャー相手にめっぽう強いです。特にインフィニティエッジを装備したノクターンが、1ショットで後衛をなぎ倒していくなんて場面もあります。

配置次第ではありますが、新シナジーのソウルバウンドを攻略しやすいという面もあります。捨て配置のソウルバウンドをシヴィアが倒し、生存配置のもう一体をノクターンが倒すこともよくあります。

不利

  • クラウド
  • グレイシャル
  • 回復阻害アイテム:モレロ or レッドバフ
  • アイテム:ファントムダンサー
  • アイテム:ソードブレイカー
  • ソーンメイルブラウム(Patch9.24まで)

クラウドの回避は常にアサシンへの対策となってくれます。クラウドマップ以外だと編成しにくいこともありますが、クラウドラックスを引いた場合などは積極的に対策として使ってもいいかと思います。

ナーフされたファントムダンサーも、クリティカルダメージが高いアサシン相手に優秀なアイテムで、被ダメージを大きく削ってくれます。また、ライフスティールを持つノクターンは、モレロやレッドバフの回復阻害がないと倒せないこともあるので注意が必要です。

意外と効果があるのが、グレイシャルとアイテムのソードブレイカーで、ノクターンさえ止めてしまえば簡単に攻略出来ることも多くあります。特にノクターン1キャリーの時は飛んでくる場所を予想し、スタンで止めてしまいましょう。

ソーンメイルブラウム

この構成の唯一のカウンターと言える構成は、ソーンメイルを装備したブラウムをキャリーとしたウォーデン構成です。あまり知られていないというか、私も最近知ったのですがKRで一つのメタとなっているらしいですね。

しかしながら、ソーンメイルは次のパッチである10.1で別アイテムになり、改変されるため使えるのはパッチ9.24までです。

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